東北や北海道でよく釣れる魚「ドンコ」
スーパーなどでも非常に安価で出回ってるのを見かけます。
しかし、今回は釣れたばかりの鮮度の良いドンコじゃないと食べれない「釣り人の特権」料理をご紹介します。
ドンコってどんな魚?
そもそもドンコについてあまり知らない人もいると思うので、ほんの少しドンコについて触れたいと思います。
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名称(通称) |
エゾイソアイナメ(ドンコ) |
説明 |
エゾイソアイナメという名前になっているが分類上はタラの仲間。 東北・北陸以北でよく捕れ市場やスーパーなどにも流通している。 味はタラに似ているが身は多少繊維質。 肝が絶品で鍋やみそ汁に身と肝を一緒に入れて食べると大変美味。 日中はテトラポットや海藻などに潜んでいて夜なると活動を始める夜行性。 深海魚に位置しているが比較的浅いエリアにも生息していて、餌を求めて水面まで上がってくることもある。 |
ドンコの肝タタキを作ろう!
- ドンコのウロコを取り、頭を落としてから肝を取り出しておきます。
この時、黄緑色のような小さな玉のような物がついていると思います。
これの中の液体は強烈な臭いと苦みがあるため、絶対に割らないよう慎重に取り除きます。
もし割ってしまった場合は、汁がかかってしまった箇所を除去しましょう。 - 取れた肝はお酒をかけて冷蔵庫に入れて置きます。
ドンコのお腹を綺麗に洗ってキッチンペーパーなどで水気をふいてから3枚におろします。 - 小骨を除去し、皮をすいて身に軽く塩を振って冷蔵庫で10分程度おいておきます
こうすることでドンコの水っぽい身の余計な水分が抜けて身の味が強くなります。 - 10分待っている間にネギ(みじん切り)、ショウガ(すりおろし)、大葉(みじん切り)など好みの薬味の下準備をしておきます。
- 10分程度たったら身を取り出し流水で軽く洗ったあと、身の表面についた水分をしっかりと拭き取ります。
- 塩3%の沸騰したお湯に先程の肝を入れて30秒程度くぐらせたらすぐに氷水に入れて締めます。
- ドンコの身、肝、薬味と調味料(味噌、醤油)を一緒に包丁でたたいていきます。
十分にたたいたら盛り付けをして完成です!
まとめ
ドンコは東北や北海道では沢山釣れてあまりありがたみのない魚ですが、実際食べてみると食べやすい身と濃厚な肝の味にびっくりすると思います。
今回は肝和えをご紹介させていただきましたが、汁物や焼き物、さらに揚げ物などにしても美味しく食べられる魚なので、見かけた際は是非挑戦してみてくださいね!!